タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

健康診断

 今日は年に一度の健康診断。ワクチン接種の次の日に健康診断を予約してしまった単純ミスがあったものの、幸いにしてワクチン接種の副反応もない中で、無事、全診断項目を検査し終えることができた。
 昨年と同じ会場、同じ診断コースで、今年で2回目の診断ではあるが、今回は問診項目の回答用にいきなりIPadを渡された。このIpadは問診回答用でもあり、検査会場のナビゲータでもあり、検査結果の確認用でもあるわけである。こんな便利な機器を与えられてさぞ利便性は上がると思われたが、後期高齢者のところで渋滞が発生していた。『だいたい、おじいちゃん、おばあちゃんに IPadは無理だろう』、私は心の中でそう叫んでいたが、回りで受診している若い人から見れば、自分は正に正真正銘のおじいちゃんだった。
 サザエさんのお父さんである磯野波平さんは54才の設定で描かれている。定年が55才だった時代、翌年に定年を控えたサラリーマンで、タラちゃんという一人の孫がいて、ちょっと頑固だが孫にはやさしいおじいちゃんとして描かれている。この時代に比べると今は、年齢を10才プラスしたぐらいが同様の設定になるであろうか。しかしながら、3世代同居は随分少なくなったし、娘婿と会社帰りに一杯やるなんて考えられない時代になっている。