タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

美しいオス鳥は困りもの

 今朝、日課のウォーキングの道で、80mほど前方を鳥の親子連れが田んぼの方へゆっくりと横切って行った。f:id:TatsuyaYokohori:20210607102248p:plain
 今年はカルガモの親子連れをまだ見ていない。例年この時期には近くの川で、泳いだり、土手に上がってよちよち歩いたりするカルガモの親子連れが見られるのだが、今年はその川が河川改修工事で土手をコンクリートブロックにしており、カルガモのかわいい姿はもう見られないのではないかと思っていた。
 遠くから静かに近づき茂みの方へ目を向けると、親鳥が雛鳥を先方へ追いやろうとしていた。そして雛鳥も親鳥も私が近づくにつれて早足になり、数mまで近づいたところで一斉に飛び去った。鴨ではなく雉(写真左下)だった。

f:id:TatsuyaYokohori:20210607105047p:plain
そこから数百メートル先の帰り道で、田んぼの向こう側のブロック塀に雉(写真右)が悠然と構えていた。
 今日の出来事で気付いたことがある。鴨も雉もオスが非常に美しい鳥である。そして、こういう鳥たちは一夫多妻となっており、オスは子育てをしない。子育ては専ら母鳥の仕事なのである。一方でツバメのようにオスとメスの性差が少ない鳥は、一夫一婦制を堅持し夫婦で子育てをしているように思える。良くおしどり夫婦と言うが、上述した私の理論から、「おしどりの夫婦関係は一時だけ」と想像する。