天の川銀河はどのように成長して来たか?

 今日のテーマは「天の川銀河はどのように成長して来たか?」である。王立天文学会(The Royal Astronomical Society)の記事の中に「解読された天の川の家系図」というものがあったので、その内容を紹介する。
---- 以下 ネット記事内容 --------
 星が密集している球状星団は、宇宙の歴史と同じくらい古いとされている。天の川銀河には150以上の球状星団が存在し、その多くは小さな銀河が合体して現在の銀河になったときに形成されたものである。つまり球状星団は、銀河の形成過程を復元するための「化石」として利用できる。
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 上図は、天の川銀河がどのような祖先銀河を取り込みながら成長して来たかを示している。この図は上側が過去で上辺が宇宙の始まりの時期を示している。上段には6枚の写真があるが、左から4番目が天の川の祖先銀河を示し、残りの5枚はその祖先銀河と衝突し取り込まれた主要な祖先銀河を示している。
 今回、AIを用いた球状星団の解析により、新しい発見があった。今から110億年前、天の川銀河が Kraken(左から3番目)と呼ばれる祖先銀河と衝突し融合したことが分かった。今までは、約90億年前に起きたガイア・エンケラドス・ソーセージ銀河(一番右)との衝突が最大の衝突現象であると考えられていたため、それより20億年も前、まだ天の川銀河の質量が現在の1/4程度であった時のこの衝突・融合は、当時の天の川銀河の姿を一変させたと考えられる。
 天の川銀河は、その歴史の中で、1億個以上の星を持つ銀河を約5個と、1,000万個以上の星を持つ銀河を約15個とを飲み込んできた。
---- 以上 ネット記事内容 --------
 この記事を読んで驚いた。2つの星団が衝突することは知っていたし、我々が暮らす天の川銀河が約40億年後に、最も近い銀河であるアンドロメダ銀河と衝突し、融合すると予想されていることも知っていたが、その天の川銀河がもう既に、こんなに沢山の銀河と衝突・融合を繰り返して来たとは知らなかった。
 私は、ルーツがとても気になる。どのように始まったかも気になる。
  ・宇宙の始まり
  ・生命の始まり
  ・知能の始まり
上記3つの謎が解明され、それがこのボケ始めた私の頭脳で理解できたら、最高の気持ちになるであろう。宇宙が始まり、その後天の川銀河の種となる祖先銀河ができたわけだが、その種銀河に太陽系の種が含まれていたのか、それとも太陽系の種は、後から天の川銀河に衝突した祖先銀河の方にあったのか、このネット記事には書いてない。別にそれが分かったとしても、どうってこともないのだが気になるのである。しかしながら、今日のように新しい発見があると非常にうれしい気持ちになる。今日は良い日であった。