タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

陰のワクチン

 大阪府が国に「まん延防止措置」を要請した。今後この措置で第4波がどの程度に抑止できるか注視したい。今日は3/15のブログの中で行った諸外国との感染状況比較を再度してみる。
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 上図は感染が再拡大しているイタリア、フランス、ドイツの状況である。イタリアは3/15から再度のロックダウンに入った。これが効いてか最近ピークアウトした感がある。ただ高止まりになる可能性もあり、ロックダウンはもうしばらく続くだろう。フランスは3/20から3度目のロックダウンに入ったが、今回は緩めのロックダウンであり、外出は自宅から10キロ以内なら許可証はいらず、午後7時まで時間は無制限である。ただ、なかなか感染が収束の方向へ向かわないので、ここへ来てマクロン大統領が学校閉鎖や都市間移動制限を含む更なる対策を打ち出すようである。ドイツはロックダウンではなく昨年12月からの行動制限を続けてきた。制限期間は1月に2度延長されて2月14日までとなり、それが3月7日まで、3月28日までという形で何回も延長された。しかしながら感染が一向に収束に向かわないので、メルケル首相は24日に「イースター(復活祭)期間中にも新型コロナウイルス対策の厳格なロックダウンを実施する」と表明したが、1日で取り消した。
 このようにして、上記欧州3カ国は、昨年3月のロックダウンに比べてはるかに「緩いロックダウン」や「行動制限」で新型コロナウイルスと戦っているが、大変苦労していて、まだ成果が見えてきていない。
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 上図はワクチン接種が進んでいる英国、米国、イスラエルの感染状況である。感染が収束の方向に進んでいることが見てとれる。
 ここで、1日の新規感染者数を人口10万人当たりで比較すると、日本の1.6人/10万人に対し、英国:7.5、米国:19.3、イスラエル:4.8 となる。ワクチン接種が進み感染が収束に向かっているイスラエルより、日本の感染レベルが低い。これは、日本人の多数の人が 陰のワクチンを既に接種していることを暗示する。ワクチンの名前はFactor Xである。