聖火リレースタート

 昨日、東京オリンピック聖火リレーが福島でスタートした。世界に向け、東京オリンピック実施を宣言したことになる。世論調査では、再延期 と 中止 を合わせて、今夏にオリピックを開催しない方が良い という人がおよそ2/3もいる。民主主義の原則として民意に従い政策を進めるという観点から考えれば、この聖火リレースタートは、民意に反したことを始めてしまったことになる。しかしながら、民意は未来を見通した人知の総和でもないし、間違った方向に誘導されることもあり、とにかく移ろい易い。
 私が会社務めをしていた頃、業務改革をやろうとすれば、1割の賛成者と1割の反対者と8割の様子見がいた。8割の様子見はだいたい最初は反対なので、この様子見勢力が納得できる説明をできるかどうかでプロジェクトが成功するか否かが決まった。
 折しも、新型コロナウイルス感染者がリバウンド(再拡大)し始めた。中止や再延期を求める人達にとっては、東京都や政府を責める格好の非難材料が天から降って来た形となっている。この「反対」の嵐の中、事をどう上手く進めることができるかで政治家の器量が決まる。私としては、感染者数に一喜一憂せず、きちんと病床数を確保して医療崩壊しない体制を作り、オリンピックも実施し、経済崩壊も防いで欲しいと思う次第である。
 富山県では「地元で泊まろう!キャンペーン」をやっている。過去2回のキャンペーンで、妻と私のそれぞれで合計4通応募したが全部外れた。先日3回目のキャンペーンが始まったので再度応募した。TVでは、都会の飲食店の惨状を伝えているが、地方の観光地の惨状はそれ以上かもしれない。とにかく昨年の春から、海外からも都会からも客が来ないので、GoToトラベルで一時 息を吹き返した感もあったが、今はもう限界で廃業の危機に面しているのである。島根県知事も訴えていたが、感染が抑えられている地方で経済が死んでいくのである。政府には是非とも地方を含めた俯瞰的立場で経済もきちんと支援する施策をやってもらいたい。