タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

健康志向の落とし穴

 ここ最近妻が、朝起きた時 右足が痛くて歩けない と言い出した。ただ痛みがひどいのは朝だけで、日中起きている間は痛みは和らぐとのこと。ということでしばらく様子見であったわけだが、痛みが無くならないので、昨日近くの整形外科医院に行ってきた。
 医院から帰ってきた妻は笑顔で私に言った。「股関節が炎症を起こしているみたい。犯人はこれだ!」。彼女が指さす先には、先日購入した健康器具(エアロバイク)があった。どうも、同じ姿勢で長い間 股関節を使う運動をするのがまずいようだ。
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 妻の話を聞きながら、「健康になるなら死んでも良い」という言葉を思い出した。これは健康志向の人達を揶揄する言葉であるが、単に面白おかしく扱われるだけなら被害は無いが、本当に健康を害することになるならば一大事である。そして、これと似たようなことは、コロナ禍の今あちらこちらで静かに進行している。例えば、病気に掛からないようStay homeをしていたら認知症が進むのである。
 今回購入した健康器具も "無用の長物” となった。妻は、もったいないから私が使えば良い と言う。私も長い間自転車に乗っていると腰が痛くなるので、まっぴらごめん である。