タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

緊急事態宣言は再々延長すべきか?

 緊急事態宣言解除まであと1週間に迫った。ただ、前週の感染者数が前々週を上回ってしまったため、再々延長の雰囲気が色濃くなってきた。今日は他国の状況を横にらみしながら、日本はどうあるべきかを考えてみる。
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 上図は、日本と韓国と台湾の新規感染者7日平均のグラフである。日本はリバウンドの兆しが見えるが、韓国のように下げ止まった後 一定レベルをキープできるかも知れない。韓国はピーク値の半分程度で下げ止まっているが、日本はピーク値の1/5で下げ止まりの兆しが出始めている。これは日本の方が韓国より強力に押さえ込めたのではなく、韓国の方が対策を早めに打っていたため、ピーク値を低く抑え込めたと私は解釈する。私が考える主要な対策とは、飲食店の夜8時までの時短営業である。首都圏が関西圏のように12月初日から、「夜8時までの時短営業対策」をやっていたら、日本の感染者は12月中に3000人程度でピークを迎え、その後2月初には韓国と同じようにピーク値の半分程度で下げ止まりになっていたであろうと思われる。
 日本も韓国も感染拡大の主犯は「季節要因」であり、冬季期間中の換気不十分 および 多くの年末年始恒例飲食行為 が両国に第1波、2波を超える最大ピークをもたらしたと考える。11月12月にメディアは、GoToトラベル主犯説を唱えネガティブキャンペーンを展開したが、脇役だったチンピラの方を前面に出して世論を焚き付け、裏にいたボスの方を野放しにしたことになる。
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 上は英国、米国、ロシアの感染状況であり、冬季ピーク値が過ぎたあとは減少傾向が継続している。これら3国は、ピーク値を低く抑え込めなかった分、まだ下げ止まりの傾向が見えていないと思われるが、もう一つの理由として、ワクチンの効果が出てきている可能性がある。f:id:TatsuyaYokohori:20210315121234p:plain
 上はイタリア、フランス、ドイツの感染状況である。この3国は昨年11月時点で感染爆発の兆しがあったため、ロックダウンを含む強力な対策を実施した。結果、12月、1月の感染拡大は押さえ込めたが、ここに来てリバウンドが明確になってきた。変異株の影響があると思われる。日本にも変異株が入って来ているので、リバウンドの可能性は十分あると言える。ただ私としては、欧州より緯度的に南に位置する日本が、春到来による紫外線量と気温の上昇をもって、変異株によるリバウンドを打ち消してくれると期待する。
 それでは、これらを踏まえて、日本としてどうあるべきか、特に、緊急事態宣言は解除すべきか否かを考えてみる。結論から言えば、緊急事態宣言は解除すべきと考える。理由は、
①緊急事態宣言のアナウンス効果が無くなってきた
アナウンス効果ではなく、具体的な対策(時短営業)を継続すべき
③この戦いは本来、死者の最小化を目的とすべきなので、重症患者数や病床占有率が基準値以下に下がった時点で解除すべき
となる。
 昨日長女から、高校時代の友達の結婚式に行ってきたと Line で連絡が入った。緊急事態宣言下の東京で結婚式を行うにあたり、ご両家関係者の方々は相当悩まれたことと想像する。やるべきことは、きちんと感染対策してやれば良いのである。解除になってくれと祈る次第である。