タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

健康器具という厄介物

 妻が健康のためという理由で、室内でペダルを漕ぐタイプの健康器具(エアロバイク)を買った。LDK(Living Dining Kitchen)の空きスペースが益々少なくなってしまった。

   f:id:TatsuyaYokohori:20210227223727j:plain
 先日、ネットで面白い記事を読んだ。お金が貯まらない家庭には3つの特徴があると言う。1つ目は「玄関にプランタが置いてある家庭」。こういう家庭は、外面を飾ることにばかり力を注ぎ、見栄っ張りでお金が貯まらない。2つ目が「家計簿をつけない家庭」。こういう家庭はお金の管理ができなくてお金が貯まらない。3つ目が「室内が雑然としていて不要なもので溢れている家庭」。こういう家庭は、衝動買いが多くお金が貯まらない。この話を妻にしたら、3つとも我が家に当てはまるということで二人で大笑いをした。
 憚りながらこの記事の筆者に反論させてもらえば、1つ目の「玄関にプランタ」というところは、別に妻が見栄っ張りなわけではなく、ただ好きでやっているだけで、玄関のプランタには花が、裏庭のプランタには野菜が、室内には水栽培のアボカドの種があるわけである。
 2つ目の「家計簿をつけない」については、家計簿をつけたらお金の管理ができた状態になる と考える点に問題があると思う。自慢でないが結婚して40年近く、私も妻も家計簿なんかつけたことがない。だいたい私は、管理することを良いことだとは思っていない。私は、管理しなくても管理状態にあるのが理想の姿だと思っている。
 最後に3つ目の「室内が雑然としている」についてだが、私自身は雑然としていても気にならないし、部屋の整頓の度合いとお金が貯まる貯まらないに相関があるとは思えない。しかしながら、今回のエアロバイクはさすがに邪魔である。もし、これが会社のオフィースにあったら、5S安全パトロールで真っ先にアウトになるであろう。この家にはこれ以外に、先代が残していったスライドタイプの脚開閉器具もあれば、ハンドル無しの足踏み健康器具もあり、どちらも今は誰も使っていない。今回のエアロバイクも、いつまで使い続けられるか見ものである。