タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

マイナポイント

 妻からマイナポイントを取得するように言われた。こういう「お得情報」については、妻は非常に敏感に反応する。だいたい、一緒にスーパーへ行っても「〇〇はあっちのスーパーの方が何円安いからここでは買わない」とか「それでも今日はポイント5倍の日だからこっちで買う」とか、何百点もある商品価格が全部頭に入っているような感じで、全く脱帽である。
 私はと言うと、マイナンバーカードの取得の際、市役所で1時間も待たされた記憶がよみがえり、『面倒くさいことは極力やりたくない』という気持ちに直ぐなってしまう。このマイナポイントも妻が先行して、我々が持っているスマホの型が古いのでマイナンバーカードを読み取れず、マイナンバーカード読取り可能な端末で操作が必要なことが分かっていた。そんなわけで、今日は近くの郵便局まで出掛けマイナポイントを取得してきた。
 取得は非常に難航した。まず端末画面に指でタッチしても反応しない。人差し指でタッチすると薄板の画面が後ろへのけぞるように傾く。しょうがないので、画面の上辺裏を人差し指で押さえながら親指入力した。決済サービスの選択も一苦労だった。決済サービスは妻からPayPayにすると言われていたのだが、画面にはテンキーしか表示されてなかったので、キーワードを入力せずに検索したら、候補が多過ぎてPayPayを探せなかった。そうしている間に、テンキーの右下端にキーボード切り換えボタンがあるのに気付き、キーボードをテンキーからアルファベット・キーボードに変えて対応した。最後に難関が待っていた。決済サービスのIDとセキュリティコードの入力が必要だった。IDは電話番号でこれはもちろん覚えていたが、セキュリティコードが分からない。記憶に残るパスワードを2、3入力したが、どれも間違っているとはじかれた。実を言うとここまでが昨日の話である。昨晩、妻にこの話をしたところ、PayPayのセキュリティコードは、PayPayアプリの中のマイナポイントメニューに入り、その中のセキュリティコード確認画面を開けば良い と教えてもらった。
 そんなわけで、今朝、郵便局が開くと同時に入り、無事マイナポイントをゲットできた。やれやれ、スマホ時代に対応できてないなぁと思う次第である。