緊急事態宣言延長決定

 米国在住の息子のFacebookに、新型コロナワクチンの2回目接種が完了したと書いてあった。同僚の多くは2回目に副反応があったが自分は何もなかったとも書いてあった。f:id:TatsuyaYokohori:20210204104936p:plain
 だいたい、濃厚接触が当たり前とされる米国夫婦において、奥さんが陽性となっていて夫が陰性だったというのはおかしいだろう。私は『きっと息子も感染していたが、アジア人の強い免疫力により陽性になる手前でウイルスを撃退していたに違いない』と思っているし『ワクチン接種の前にもう抗体はできていたのだろう』とも思っている。
 ところで、ウイルスもワクチンも日本語と英語の発音では大きく異なる。英語でワクチン(vaccine)はヴァクスィーンだし、ウイルス(virus)はヴァイラスと発音する。日本における医学用語は、どうもドイツ語で発音しているものが多いようだ。他にも、カルテ、ギブス、オブラート、ガーゼ等皆ドイツ語である。
 さて、11都府県に出されている緊急事態宣言が栃木県を除き延長されることが決まった。緊急事態宣言が医療崩壊を止める最後の手段となってしまっている現状においては、重症者数や病床占有率が改善されていない現時点でのこの決定は妥当なものと考える。しかしながら、欧米よりはるかに低い感染率の日本において医療崩壊の危機となる問題点に関しては、解決の道を探ることさえできていない。今の厚労省と医師会の体制では、ここにメスを入れる改革は無理だと思われる。
 また、指定感染症の2類から5類へ変更する議論も行われていない。この新型コロナウイルス感染症は、50年前なら「今年の風邪はちょっとたちが悪い」と言われる程度の病気である。ところが、今となっては誰も「ただの風邪」と言えない状況になってしまった。「ちょっとたちの悪い風邪」とさえ言えない。2類から5類へ変更するだけで医療崩壊問題が解決するのに、誰もそんなことを言い出せない。こんなことができるのは政府だけなのだが、2類から5類へ変更して一般病院でクラスターが発生したら、メディアは一斉に非難し、この決断をした政府を徹底的にたたくであろう。一般病院でクラスターが発生するのは十分有り得ることなので、5類への変更が最終的にはより良い結果をもたらすことが分かっていても、誰も「私が責任を持つからやろう」とは言えないのである。
 そしてそんな風に不満に思いながらも、ミャンマーのクーデターのニュースを見て「これが民主主義という最もマシな政治システムを採用している日本国のレベルだからしょうがない」と思っている私がいる。