昨日から冬型が強まり、ここ富山では一晩で5cmほどの新雪が積もった。以下は今朝の気圧配置図および衛星画像である。
これと豪雪となった前回の図を比べてみる。
今日は標準タイプの冬型であり等圧線が縦縞で雪雲が秋田付近に多く当たっている。一方で前回の豪雪タイプでは、日本海で低圧部(気圧の谷)ができ、ここで発生した積乱雲の雪雲が北陸地方に当たっている。今日の秋田の降雪量より、対馬暖流の上で水蒸気を沢山吸収して積乱雲となった雪雲の波状攻撃を受けた前回の北陸の降雪量がはるかに多かったことは容易に理解できる。
このように比較して分かったことがある。以前は縦縞等圧線の間隔が狭ければ狭いほど沢山の雪が降ると思っていたが間違いであった。