タテよこ斜め縦横無尽

田舎の年金暮らしのたわごと

食卓栽培

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 写真は我が家の食卓の一角である。左からアボカドの水栽培、カランコエのさし木、そしてポットに種まきのそら豆とスナップエンドウ。みな妻の趣味であるが、この冬の時期に植物の成長を見ながら食事をするのは楽しいことである。
 子供が小さい頃は、子供の成長で季節と年月の歩みを感じることができたが、その子供が社会人となり家を出てからは、時間の流れを感じさせる時計役がいなくなってしまった。
 そんな中、自然は季節を感じさせてくれる。家庭菜園の野菜も季節を感じさせてくれる。ただ野菜たちは「今年は1年生だが来春には2年生になる」とは言ってくれない。つまり「今年より来年はもっと・・・」 と言った成長を感じられなくなってきているのである。
 ましてや北陸の冬は畑が雪に覆われ野菜作りもできない。そんな中、食卓のエンドウはどんどん伸びてきた。これは「徒長」と言って植物を日光少の環境で育てた「もやし化状態」を意味し、生育状態としては決して良くない。でも気にしない。別に食用として育てているのではないからである。水族館のチンアナゴのようにひょろっと突き出た芽は何とも愛らしい。